【Adobe XD】魅力的なプレゼンスライドを作ろう

Adobe XD

プレゼンテーションツールといえばPowerPintやKeynoteが有名ですが、より魅力的なスライドを作りたいなら「Adobe XD」を使ってみましょう。

XDを使えば簡単にオリジナルのテンプレートを作ることができ、さらに自由なアニメーション機能でプレゼンを魅力的に演出することもできます。

今回はそんなXDを使ったプレゼン作成のメリットやデメリット、具体的な作成方法などをご紹介します。

Adobe XDとは

Adobe XDとは、Adobeが提供するwebプロトタイプ用デザインツールです。

一部制限があるものの、基本的な操作であれば誰でも無料で利用することができます。

プレゼン資料作成にXDを使うメリット

私が特に便利だと思っている点は次の5つです。

  1. テキストやオブジェクトの位置調整が簡単
  2. 作ったその場でスライドショーにできる
  3. カラーやタイポグラフィを一括で変更できる
  4. 画像の挿入が簡単
  5. スライド遷移の自由度が高い

テキストやオブジェクトの位置調整が簡単

XDはピクセル単位のグリッドを基準としているため、テキストやオブジェクトの位置調整が簡単です。

必要に応じてレイアウトやガイド、グリッドなども用意されています。

作ったその場でスライドショーにできる

プレビュー機能を使えば、使ったばかりスライドをそのまま全画面のスライドショーで見せることができます。

さらにスライドの配布リンクも作成することができ、プレゼン後の共有作業も楽チンです。

カラーやタイポグラフィを一括で変更できる

XDには、ファイル内で使用しているカラーやタイポグラフィの一括管理ができる「アセット」という機能があります。

お気に入りのスタイルを登録していけば、編集に強いオリジナルのテンプレートもつくれます。

画像の挿入が簡単

XDではブラウザ上の画像をドラック&ドロップで挿入することができます。

さらにオブジェクトの上に画像を落とせば、自動的にそのオブジェクトの形にトリミングをしてくれます。

スライド遷移の自由度が高い

スライド送りの指定はもちろん、オブジェクトごとにそれぞれ移動や変形をさせたりと、かなり自由にアニメーションをつけることができます。

さらに縦スクロール型のスライドも組み込めるので、プレゼンの演出として取り入れるのも面白いです。

結論:とにかく簡単に印象的なスライドが作れる

色々書きましたが、まとめるとやはり「とにかく楽にいろんなことができる!」のがAdobe XDです。

XDの開発理念は「Design at the speed of thought (思考の速度でデザインする)」。デザインに疎くても、XDを使うのが初めてでも、一度使ってみるときっとその簡単さに魅了されますよ。

プレゼン資料公開時の注意点

スライドに自動アニメーションや縦スクロールを取り入れていると、Slide ShareやSpeaker Deckなどの別サービスでアップロードするときに調整が必要です。

自動アニメーションの場合
アニメーションの効果のみで使っているスライドは削除し、単純なスライド送りでも成り立つ構成に編集する
スクロールを使っている場合
スライド全体を通して縦横のサイズを統一する

なお公開用のスライドを調整する際は、タイトルを「タイトル_public」など発表したスライドとは別のものとして分けておくことをおすすめします。

大まかな作成の流れ

XDをまだインストールしていない方は、Adobeの公式サイトよりインストールしましょう。

  1. アートボードを用意する
  2. テキストやオブジェクトを配置する
  3. アートボードを複製する
  4. アートボードをスライド形式で表示する

1.アートボードを用意する

XDではアートボードやオブジェクト値の入力フォームに計算式を書くことができます。

最初の画面でweb用のアートボードを選択したら、作りたい比率に合わせて計算式を入力しましょう。自動的に縦幅が調節されます。

  • 16:9のスライド:「(アートボードの横幅)/16*9」
  • 4:3のスライド:「(アートボードの横幅)/4*3」

また、もし黒背景のスライドにしたい場合などは、右側のメニューにある「アピアランス」よりスライドに背景色をつけることもできます。

2.テキストやオブジェクトを配置する

このあたりの操作はPowerPointやKeynoteとあまり変わりません。

左のツールバーにテキストや直線ツールなどが揃っているので、色々試してみてくださいね。

3.アートボードを複製する

スライドの複製は、アートボードを選択してコピー&ペーストするだけです。

また同じような要領でオブジェクトをコピーして、複数のアートボードに一気に貼り付けることもできます。

4.アートボードをスライド形式で表示する

ひととおりスライドが揃ったら、画面右上のプレビューからプレゼンテーションを確認することができます。

通常、スライドの順番はZ字の並び順になっています。これを変えたい時や、スライド送りにアニメーションなどをつけたい場合は、プロトタイプ画面に移動しましょう。

青色のホームアイコンがついているアートボードが表紙になります。

移動するスライド同士を青色の遷移でつないで、さまざまな効果を適用してみましょう。

スライド作りに便利なXDの機能と特徴

  1. リピートグリットでリストやギャラリーを作る
  2. カラーに迷ったらスポイトを活用
  3. スライド送りをキーボードに変更して操作ミスを減らす
  4. ライド送りでユニークなアニメーションをつくる
  5. リンクを作成してスライドを共有する

リピートグリットでリストやギャラリーを作る

XDのリピートグリット機能を使えば、同じ形のテキストやオブジェクトを一定間隔で繰り返すことができます。

さらに繰り返したオブジェクトに複数の画像をドラッグ&ドロップすると、ギャラリーのように見せることもできます。

カラーに迷ったらスポイトを活用

XDのスポイト機能は、XD内だけでなくデスクトップのどこからでも色を抽出することができます。

配色の知識がなくても、お気に入りの画像などから手軽に色を真似できるのが嬉しいですね。

スライド送りをキーボードに変更して操作ミスを減らす

デフォルトではクリックをきっかけとして次のスライドに遷移しますが、プレゼン時には操作ミスを減らすため、キーボードの矢印キーに変更しておきましょう。

プロトタイプ画面「キーボードトリガー」より、矢印キー「→」を設定しておきます。

スライド送りでユニークなアニメーションをつくる

スライド遷移に自動アニメーションを適用すれば、オブジェクトを移動させたり個々にフェードをかけることができます。

具体的な操作方法についてはこちらの記事をご覧ください。

【Adobe XD】自動アニメーションの基本とすぐに使える5つの事例

2020年1月4日

リンクを作成してスライドを共有する

プレゼン後は、共有URLを作成して、発表したスライドを外部に公開することができます。

パスワードも設定できるので、一部に限定公開したい時でも安心です。

まとめ

今回はwebプロトタイプツールであるAdobe XDをプレゼンテーションツールとして活用する方法をご紹介しました。

スライドの作成は、XDを使うのが初めてという方でも比較的取り組みやすいかと思います。是非実際に手を動かして、XDの簡単さや楽しさを体感してみてくださいね。