【illustrator】形状モードとパスファインダーを使い分けよう

illustrator

illustratorの代表的な機能の一つ、パスファインダー。これを使えば、様々な形状のパーツを合体して複雑な形をしたオブジェクトをつくることができます。

ところで皆さんは、パスファインダーパネルの「形状モード」と「パスファインダー」の違いについてご存知ですか?

今回はこれらの効果の違いについて学習していきましょう。

形状モードとは?

形状モードでできること

形状モードでは、2つの重なったオブジェクトを使って様々な形を表すことができます。

  • 合体:「AまたはB」の形
  • 全面オブジェクトで型抜き:「Aのみ」もしくは「Bのみ」の形
  • 交差:「AかつB」の形
  • 中マド:「Aのみ+Bのみ」の形

形状モードの特徴

パーツを非破壊の状態のまま、全体を1つのオブジェクトとして扱うことができる

option(WindowsではAlt)キーを押しながら形状モードを適用すれば、パーツ部分が非破壊の状態のまま、全体を1つのオブジェクトとして扱うことができます。

また、この時出来上がったオブジェクトを「複合シェイプ」と言います。

このように、形状モードでは効果を適用した後でも一部の形状を変えるなど、後戻りに強いオブジェクトをつくることが可能です。

アピアランスは一種類のみ適応できる

形状モードは複数のオブジェクトを擬似的に1つとして扱う機能です。

そのため、アピアランスは最前面、または最背面のオブジェクトのもの1種類のみが適用されます。

パスファインダーとは?

パスファインダーでできること

パスファインダーでは、オブジェクトのアウトライン部分も考慮した形で、2つ以上のオブジェクトを変形することができます。

  • 分割
  • 刈り込み
  • 合流
  • 切り抜き
  • アウトライン
  • 背景オブジェクトで型抜き

またパネルでは省かれていますが、メニューバー「効果」>「パスファインダー」内にある項目もこれらの一部です。

パスファインダーの特徴

効果を適応したオブジェクト同士が実際に結合・分解する

パスファインダーはそれぞれのオブジェクトを連携して適応させる効果です。そのため、パーツ部分のオブジェクトの元の形は破壊されてしまいます。

またここで連携した全てのオブジェクトは、複合シェイプではなくグループ化されます。

それぞれのオブジェクトが独自のアピアランスを持っている

形状モードと違い、パスファインダーではそれぞれのオブジェクトのアピアランスを保つことができます。もちろん一度効果を適応した後に編集することが可能です。

ただし、グループ自体を選択したままスポイトなどで別のアピアランスを取得してしまうと、グループ内全てのオブジェクトに同じアピアランスが適応されてしまうので注意しましょう。

まとめ

形状モードパスファインダー
各オブジェクトの元の形非破壊にできる強制的に破壊される
合体したもの複合シェイプグループ化
各アピアランス1つのみ適用それぞれに残る